小さな会社の小さな事務所です。わかりにくいかも知れません。
こんなところでも、結構来客が多いので、お客様がお越しの際はなるべく事前にご連絡下さい。もし、近くでわからなくなったときは、ご遠慮なくお電話下さいね。

家作りに真剣なお客様専用窓口
 お電話頂けば時間外でもOKです。
 営業:月〜土(午前9時〜夜7時)
  24時間受付電話
 
090- 2160-9092
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地図 ▼お願い
■少人数で真剣に働いています。冷やかしだけはご勘弁ください。
■強引な売込み活動はしていません.
■ブッチャケた質問をしていただくのは大歓迎です。
■お客様の心をときめかすための坪80万円のモデルハウス計画はありません。

フォワードハウジング物語
フォワードハウジング

              代表 市川徳男 

フォワードハウジングは平成9年の3月にオープンしました。
そもそも、まるっきり違う業界から、わたしが住宅業界に身を転じたのは平成3年です。
当時はバブル崩壊が騒がれ始めた時ですが、まだ今ほど不景気感もなくお客様を見つけるのも
それほど大変ではありませんでした。でも、畑違いから住宅会社に身を転じた私にとって、驚くべきは建設業界の生ぬるさでした。
なんと?
現場で一日3〜4時間しか釘を打たない大工さんでも日給2万5千円も戴いていたんです。
ほかの業界ではすぐに「クビ」になってしまうような仕事の仕方をしていても、社会から守られていた?建設業界では、クビになるどころか大きな顔をしていられる?
これは不公平ではないですか?・・・・

「何とかしたい」という痛切な思いに駆られて、「業界のシステムを絶対に変えてやる!」と、お金もないのに反骨精神だけで独立をしてしまいました。
 でも現実の壁は思いのほか強力で、結局、けんか(取っ組みあいではありませんよ。もっと紳士です。)ばかりで最初は職人さんたちをトッカエひっかえの連続でした。
数年が過ぎ、今では話をわかってくれる職人さんやスタッフに恵まれ、おそらく、このあたりではスタッフ揃えはピカいちだと自負できるまでになりました。

 ところが、いくら腕のよいスタッフを揃えても、それで、受注がどんどん入ってくるわけではありません。毎週のように広告チラシ(しかもカラー・大判で)や、テレビコマーシャル、はたまたこれ見よがしの展示場に莫大なお金をかけて、宣伝する大手住宅メーカーに、お客さんはどんどん行ってしまう。

お客様とのこんなやりとりがしばらく続きました。
「おたくはどんな家を作るんですか?」
「どんな家でも喜んで建てます!是非うちでお願いします。」
「どんな家って言っても・・・、おたくの特長は何ですか?」
「特長って言われても・・・」、とにかく一生懸命やりますから。」
「ただ一生懸命じゃあねー・・・」

地元の小さな工務店なので、どんな家でも、大手なんかよりずっと質のよい家をずっと安く建てられると、自信があっても、うまく受け答えできないだけで、お客様はまた、よそに行ってしまう。
こんなことが何年か続きました。
でも、だんだんと、地元でも知られるようになり、お客様も以前と比べると、だいぶ増えていただき、現在に至っています。

 私達は、ご契約いただいたお客様の家を作ることには、精神誠意100%の労力と、「クレームは絶対無いように」お客様に気持ちよく引っ越していただけるようにと頑張ってきました。
しかし、残念ながら、まだ契約されていないお客様に労力をさいて何回も営業にご訪問させていただくことはできません。
でも、これは後悔はしていません。
なぜかと言うと、こんな小さな工務店でも、結構お客様が訪ねて来てくれるようになったからです。

それから19年がたち、工事のしかたや考え方も変わってきましたが、これには今まで建てていただいたお客様の意見や感想がたいへん参考になっています。

そして今、「フォワードハウジング」はどんな工務店ですか?と聞かれたら、こう答えます。

「大きな工務店になる努力はしていませんが、「継続」を一番の目標にしています。
(個人的には、いつか『北の国から〜』の黒板五郎さんが作った「石の家」を作ってみたい、)